奥座敷の雪見障子(坪庭に面した縁側の障子)を大正時代風のガラス戸にリノベーションします。去年、廊下側の襖をガラス戸に改修した続きになります。完成は11月下旬ごろの予定。
ガラス戸の材質は約10年天然乾燥させた秋田県産の栗の木(関連会社の大森材木店で製造、岐阜の原木市場で私自身が吟味して丸太で購入したもの)を使用。栗材の特徴として、杢目がとても美しい木で、大変堅く、土台や柱材として使われてきました。しかし、近年は安価な外材の影響で使われなくなっています。また、材が枯渇傾向にあり、なかなか良材は手に入りにくい状況にあります。
少しづつですが、皆様にゆっくりとくつろいでいただけるように改修していきたいと思っております。
写真は、現在の廊下側のガラス戸と栗材を製材している時の様子です。
完成すれば冬場でも部屋全体に光が入るようになり、とても明るくなり空間が広がって開放的な雰囲気になると思います。
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