「 個室リノベーション第2弾」ー地松腰板の製材(その2)
2週間ほど前から個室のリノベーションしています。今回は高梁産の地松(樹齢150年~200年)の腰板を製材している写真をUPします。
この松板は写真を見てもらえばよくわかると思いますが、杢目も美しく、よく肥えています(脂がのっている)。喫茶室の腰板はケヤキと栗を使用していますが、松材もそれらに劣らず重厚で派手やかな感じに仕上がると思っています。
高梁の地松は古くから備中松として有名で、目締りで赤身の多い良材がたくさんありました。しかし数十年前にそのほとんどが松くい虫にやられてしまい、今では一部の地域を除いてはほとんど全滅状態です。今の若木が備中松と呼べるような状態になるまでには数百年という年月がかかるでしょう。
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