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特別講演礼拝「八重の桜・襄の梅」ー高梁基督教会

 

11/3 高梁基督教会 特別講演礼拝 

「ハンサム・カップルー八重の桜・襄の梅」  

 

 NHK大河ドラマ「八重の桜」の時代考証担当をされた元同志社大学神学部教授本井康博先生の特別講演が高梁基督教会で行われました。  

 何故、NHKが「八重の桜」を今年の大河ドラマに決定したのかを含め、本井先生の温和なお人柄もあり、非常に楽しくお話を聞かせていただきました。また、地元会津の皆さんは「八重の桜」で観光客がもどり、大地震から大いに元気を取り戻しているそうです。  

 お話の中で、とりわけ面白かったというか、非常に驚いたのが、新島八重は地元でもあまり知られていなく、地元の方は藩祖の保科正之公(2代将軍秀忠の子、家康の孫)を数年前から大河ドラマ化への署名活動をされているそうで、その署名も50万人を越えてるそうです。

 また、女性では八重さんより鹿鳴館の華である大山捨松のほうがよく知られているそうです。だから、誰も大河ドラマの活動をしていないのに決まったことに、地元関係者の皆さんびっくりされているそうです。  

 

 タイトルの「八重の桜」はNHKが大地震からの復興の願を春の象徴の桜にだぶらせて、そのタイトルにしたそうですが、襄は桜よりも、晩冬(初春)のまだ非常に寒い時期に花を咲かせる梅を好きだったようで、同志社大学の構内は梅の木が多いそうです。校舎の名前にも総額60億円をかけた寒梅館があるそうです。新島は自分自身の人生を「寒梅」にだぶらせていたようです。

 また、八重も「Your life is my life.」と晩年言っていたそうで、襄のそのような生き方を受け継いで、新島の死後の40数年、人生の半分を過ごしたそうです。   

 講演の後、本井先生、八木橋牧師、玉島の新島研究会(同志社OB)の皆さんと昼食をご一緒させていただき、たいへん有意義なお話をいただきありがとうございました。