新高梁市発足(一市四町合併)10周年「合成の誤謬解消に向けて」
ミクロの視点から、よりマクロの視点でのまちづくりがかつてないほど重要になっている。それにはソーシャルビジネスと経済構造分析の活用がヒントに。
ソーシャルビジネスとは社会(地域)が抱える問題をビジネスで解決しようとする取り組みである。それには行政、NPOなど多種多様な団体を巻き込むことが不可欠。朝霧温泉「ゆ・ら・ら」の新たな施設活用、新図書館を核にした駅前複合施設の指定管理、少子・高齢化、人口減少、吉備国際大学と連携したまちづくり、FC吉備国際大学シャルムとスポーツを生かしたまちづくりなどの問題、課題等、、。 そのソーシャルビジネスを活用した施策、発想の転換が今の高梁市には必要。
本来、ビジネスにおいては経済的価値と社会的価値はトレードオフの関係にある。その高梁市の好事例として健康増進施設朝霧温泉「ゆ・ら・ら」(公設民営)があげられる。安定的な経営(利益優先の経営=コストを意識した経営)と市民の福祉サービスの充実(公共の福祉)がトレードオフの関係にある。
ソーシャルビジネスはそのトレードオフの関係の解消をめざし、そそ両方(地域)に共通する価値(地域の共通価値)の実現を目的とする。それがこれからの新しい公共の姿、高梁市が進むべき方向性であると思う。
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