【英語は幼いうちに打て?】進む早期化アジア追う (日経新聞朝刊2/14)
今日の日経新聞でお隣の岡山県総社市で行われている早期英語教育の取り組みが紹介されていました。過疎地域を活性化させる狙いで、2014年度の昭和小学校を含む5つの幼稚園・小中学校を独自の「英語特区」に指定。現在は学区外から児童・生徒全体の2割を集める人気に。教育委員会は「一定の効果があったと」し、来年度には特区を拡大するそうです。
英語教育には賛否両論あるみたいですが、地域での選択肢が増えることは活性化にもつながり、とてもいいことだと思う。また、総社市以外でも早期英語教育を始めている自治体も増えているそうで、小学校で国語の授業以外は英語で行われているところもあり、4年生までにその半分が英検2級(高校卒業程度)に合格しているそうです。
また、教師の英語能力も問われていて文科省もその改善に力を入れています。また、バイリンガルの人は認知症の進行がをモノリンガルの人より5年遅くなるということが英国の大学より報告されています。
世界では小学1年から3年生で英語を始める国が圧倒的に多く、TOEFLの結果で見ると、日本人の平均点はアジアで最低だそうです。これは明治期に英語に対して日本語の訳語をつくったことで、高等教育を日本語で学べるようになったことも要因としてあるようですが。また、課題に一つに英語に不慣れな教師に教わることで、かえって英語が苦手になる危険性が専門家から指摘されているそうです。
高梁市には吉備国際大学があります。以前、外国語学部の誘致の話もあったのですが、残念なことに岡山市の方へ行ってしまった経緯があります。英語教育の充実はグローバル化の中で、これからの子供達にとって必要なツールの一つに。高齢者も含めた生涯学習の一環として、またインバウンド観光の推進も視野に入れた地域振興として、ぜひ高梁市でも進めてほしいと思います。
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