《紅緒文庫からの新刊本のお知らせ》
新島襄の伝道と新しい思想の受容
(八木橋康広著、高梁キリスト教会牧師、同志社大学、神学博士)
2016年3月刊行予定
(本体4,500円+税)
http://goo.gl/qH6a1a ( ミネルヴァ書房)
新島襄の来訪と人々の交流、新しい思想の受容や葛藤、行動と人脈に注目し、文化・風土、思想の変遷を探る。【佐藤優氏推薦】
[内容説明]
岡山県備中高梁にキリスト教が伝道され地域に根付くまでの歴史的過程を、その前史(幕末期)にまで遡って考察。地方山間部に地域において、明治前半には教会が設立され確たる基盤を築いた事実の根底を分析する。同志社を卒業したばかりの金森通倫の布教、新島襄の来訪と人々との交流など、新しい思想の受容や葛藤、行動と人脈に注目し、教会堂の歴史から、動乱の時代の地域文化・風土、思想の変遷を明らかにする。佐藤優氏推薦。
[ここがポイント]
◎
幕末の動乱と文明開化に揺れる地方におけるキリスト教布教の実態を、地域風土、人々の西洋思想受容への関心などを主軸に史料から明らかにする。
■八木橋康広牧師(同志社大学 神学博士、埼玉県出身)の十数年の高梁においての集大成のひとつ。高梁市における近代化の背景を新たな視点で解き明かす最新の大作です。山田方谷、三島中洲、福西志計子、留岡幸助など数多くの偉人、人材を輩出した高梁。その近代化の背景の基底に流れる精神性、文化性、ダイバーシティ(多様性と受容性)。そして、それを矜持として、高梁の人をはじめ多くの方々にあらためて読んでもらいたい作品です。3月末ごろより、モリブンさんをはじめ高梁市内、全国有名書店で発売します。是非、手にとってご覧ください。(cafe' de 紅緒 大森一生)