「2017プレナスなでしこリーグ2部・チャレンジリーグ入替戦」
昨日、ホームである津山陸上競技場で入替戦最終の試合が開催されました。
FC吉備国際大学シャルム(2部9位)はバニーズ京都(チャレンジリーグ2位)に0-1で敗れ、降格が決定しました。2部残留には2点差以上の勝利が最低条件でしたが、完封負け。誠に残念な結果にはなりましたが、再起を期して頑張ってください。「チャレンジリーグ」挑戦から始まり、トップリーグである「なでしこリーグ」まで上り詰めた太田監督率いるFC(高梁)吉備国際大学シャルム、まだまだその潜在的可能性も含めてその可能性を十分発揮できていないのではないかと思っています。
今朝、太田監督から試合結果の報告がありました。「再起を期してチャレンジリーグで再出発します」との力強い言葉がありました。
ここ数年の太田監督や彼女たちを見ていると、大きな見えない壁に立ちふさがれているような感じがしてなりませんでいた。その大きな見えない壁を乗り越えるにはこれまでのやり方を根本から見直す必要があると思っています。チャレンジリーグ降格のこの機会に、チームや組織の改革と同時に地域のスポーツ振興も含めたその構造的改革に、地域や行政を巻き込んで挑んでほしいなと思っています。
それがクラブや地域の持続可能性を少しでも高めていくことにつながっていくと確信しています。それに対しては、私も少しでもお手伝いできることがあればと思っています。
写真は2011年のチャレンジリーグに向けての壮行式(2011.4.20 於高梁国際ホテル)とチャレンジリーグでの試合の模様です。昨日の入れ替え戦の京都バニーズとはチャレンジリーグ時代に何度も対戦していた相手でしたが、ここ数年の間に各クラブとも地力をあげているようです。ここからがシャルムの存在、太田監督やフロントのその力量が試される時です。