【紅緒文庫からのご案内】
『マーケット感覚を身につけよう』(ちきりん著 ダイヤモンド社刊)
「これから何が売れるのか?」
わかる人になる5つの方法とは
論理思考と対になる力を教えます!
マーケット感覚を身につけるつの方法
1.プライシング能力を身につける
価値基準形成能力(プライシング能力)とは?
自分にとっての価値は他者には判断できない。
独自の判断基準を持つことが大事
2.インセンティブシステムを理解する
3.市場に評価される方法を学ぶ
すべての人にチャンスを与える市場
「市場は強い者しか生き残れない。
市場は弱肉強食だ」は現実には反対。
意思決定に影響を与えるのは極めて移ろいやすい
意見を持った不特定多数の人である。
「組織の中で選ばれるスキル」から「市場に選ばれるスキル」を
意識した「マーケッ感覚」を磨こう。
「ふるさと納税」の画期的な意義
地方で働く地方公務員のマーケット感覚を鍛えることに役立つ?
中央の意思決定偏重から
納税者という不特定多数の人たちのニーズを把握し
市場から選ばれるマーケット感覚が養える。
若者などの移住支援や観光客獲得など「市場ニーズの把握」
「いかに市場で評価されるか」といった地方が抱える課題が
多くなっている。地方分権、道州制に前向きに。
「組織内で選ばれたものを完璧に作りこんで市場に問う」方式から
「有望な案はすべて市場に問い、市場からの評価によって残すもの
を決めていく」方式に移行が進んでいる。
評価や意思決定プロセスにおける組織型から市場型へ
市場型アプローチに慣れることが重要。
4.失敗と成功の関係を理解する
シリコンバレー 『失敗経験がない人は評価されない」
なぜなら、「失敗経験がない人は、これまで人生においてチャレン
ジしてきていない」とみなされるからだ。「できる範囲のことしか
やってこなかった」「高い目標を掲げた経験がないのでは?」とみ
られる。「成功するのに必要な学びを得ていない」とも思われる。
「失敗」に関する誤った位置づけ。
成功への不可欠なステップとは?
学びに不可欠なふたつのステップとはなに?
最初のステップである「学校での学び(学校や研修会、講演会)」
を延々と続け、「市場での学び」に移行していかない人は、いつま
でたっても成果は出せない。
「自分はもっと学ぶ必要がある」と気づいたら、、、。
○○が足らないのではなく、○○が足らないのです。
市場からフィードバックを得ることが早道?
5.市場性の高い環境に身をおく
海外の大学のマーケット感覚 市場性レベルが低い日本の学校
大学の提供できる「価値」をしっかり考えてみる。
公的分野の人にも必要なマーケット感覚とは?
公的部門のマーケット感覚不足から起きる影響とは?
子供のころからの「直線的思考」が停滞の原因?
起業経験や海外在住経験などマーケット感覚を身につけた人を重要
なポジションへ登用すことで起きることとは?
『すべては「価値」から始まる』
・「市場創造」が世界を豊かにする
・「潜在的価値(非伝統的価値)に気づく能力」こそが
マーケット感覚 非伝統的価値とはなに?
・ 既存の市場はゼロサムゲーム?
・ 市場化をしかけるとは?
『マーケット感覚の重要性』と『マーケッティングとの違い』
『普通の人も「売れる価値」を持っている』
*一番大きな市場は「普通の人をターゲットにした市場」
「普通の人であること」の価値を過小評価することは全くない。
『公的分野の人にも必要なマーケット感覚とは?』
『変わらなければ替えられる』(終章)とは?
「変わる」ことを拒否するものは「替えられる」
・市場が規制を変える
・一生ひとつの専門性は無理。
今の時代、一生使える魔法の杖などない
・親が子供に伝えるべきこととは?
「変化は恐れるものではなく、楽しむもの」
変化が起きると、今まで必要だったものが不要になり、
新たなものへの需要が生まれる。
マーケット感覚を身につけることの最大の利点とは?
マーケットに向き合うとは、他者に向き合うこと?
マーケットの学びは、トライ&エラーの繰り返しで、動的なもの
今、急速に進む社会の変化を目の当たりにした人たちは、
大きく二つのグループに分かれ始めている?
*著者紹介 ちきりん
関西出身。バブル期に証券会社に就職。その後、米国での大学院留学、外資系勤務をへて2011年から文筆活動に専念。2005年開設の社会派ブログ「Chikirinの日記」は日本有数のアクセスと読者数を誇る。11万部のベストセラー「自分のアタマで考えよう」をはじめ、著作も多数。